カビ取り方法で木材・畳・布について紹介!材質によって除去剤を使い分け〜壁紙についても

梅雨や台風の多い季節は空気がジメジメして湿気が高くなりますよね。家の中に置いてある家具や物もなんとなく湿っぽくなって、カビが発生しやすくなります。

特に木材でできているものはいつの間にか木目の奥の方にカビが入り込んでしまって黒く変色していることも(@@)

すでに発生してしまった場合のカビ取り方法と早めの対策について紹介します。

 

 

カビ取り方法① 木材

 

湿気の多い日本では木材にカビが付きやすいことで悩んでいる人も多いんですよね。カビはアルコールにとても弱いので、カビが発生して表面に付いている程度ならアルコール除菌液でサッと吹けば死滅し、簡単に取り除くことができます。

 

家庭にあるアルコール除菌剤でよいのですが、木材に使う場合は相性が悪いと除菌液がシミになって残ってしまうこともあるので、目立たない箇所で一度試してみる方がいいと思います。

 

ただ困るのは木材の奥の方に入り込んでしまったカビを取り除きたい場合です。木材の表面をゴシゴシこすっても中の方のカビまでは届かないし、木材を削り取ってしまいかねません。

 

なので木材に滲み込んだカビ取り方法としておすすめなのは木材専用のアルコール除菌剤を使うことです。インターネット検索で「カビ取り 木材用」で調べればいくつか商品が出てきますので、よさそうなものを探してみてください。

 

木材はとてもデリケートなので、カビ取り方法も木材専用の洗剤を使って丁寧に行ってくださいね。

 

 

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カビ取り方法② 畳

 

日本の家には畳の部屋が今でも多くあります。畳には湿気を吸ったり出したりする性質があって、日本の気候に合わせてちょうど良い具合に湿気を調節するはたらきをしています。言い換えれば畳は湿気を吸いやすく、カビが付きやすいんですよね。

 

畳のカビ取り方法としておすすめなのは消毒用エタノール液で拭き取ることです。消毒用エタノール液はドラッグストアなどで購入できます。

 

畳に軽くスプレーしてしばらく時間を置き、歯ブラシなどでカビを畳の目に沿ってこすり落とします。この時、歯ブラシにも消毒用エタノールを滲み込ませておくといいですよ。最後に乾いた雑巾で拭き取ればOKです。

 

畳のカビ取り方法で間違って水拭きをしてしまうとカビの大好きな湿気を与えてしまうことになるので気をつけてくださいね。

 

 

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カビ取り方法③ 布

 

しばらくクローゼットやタンスにしまっておいた衣服に黒い点々が付いていたことはありませんか?下着やTシャツなどは汗の出やすい部分を中心に黒い点々が多く付いていることもあります。これらはカビが衣服の布の中まで滲み込んでできたものです。

ベッドシーツやマット、ソファなどの布製品にもいつの間にかカビが付いている場合があります。

 

布のカビ取り方法は市販の漂白剤を使うのがおすすめです。色落ちしにくい酸素系漂白剤を使いましょう。

衣服など洗えるものにカビが付いた場合は、念のため色落ちしないかを試した後で水に溶かした漂白剤に浸します。これだけでほとんどの場合カビが除去されますよ。

塩素系漂白剤はさらにカビの除去力が強いのですが、色落ちするので白色の布であれば大丈夫だと思います。

 

洗うことができないソファやマットのカビ取り方法は、漂白剤を薄めた液をスプレーし、しばらく放置したあとで水で濡らしてよく絞った布で押さえながら拭き取ります。スプレーした漂白剤がしっかり拭き取られるまで何回か繰り返してくださいね。

 

漂白剤が直接人の身体にかかると悪影響があるので、マスクやゴム手袋を付け、液が目に入らないように気をつけてください。

 

他にも、壁紙のカビ取り方法として、重曹や酢を薄めた液をスプレーして拭き取るというものもありますよ。

 

木材、畳、布など家の中にはいろいろな材質の物がありますが、まずはカビができにくい環境をつくると、カビ取り方法に苦心しなくてもすみますよね。

カビを発生しにくくするには、何よりも湿気をためないことが大切です!まずは天気の良い日には窓を開けて家の中の風通しを良くすることから始めましょう(^^)

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