オリンピック延期でボランティア再募集はあった？コロナで辞退した人の人数や報酬

 

2020オリンピックは延期になってしまいましたが、当初決まっていたボランティアの方々はどうなったのでしょう？

いきなり1年延期になっても予定通りボランティアをすることのできる人もいれば、いったんは決まったものの辞退される人もいたのではないでしょうか。だとすれば再募集は？

 

ここでは2020東京オリンピックが延期になったことで、ボランティアを辞退した方々の欠員補充のための再募集がされたのかということについてまとめています。

オリンピック延期でボランティア再募集はあった？

2020東京オリンピックのボランティア募集は2018年の9月に開始されました。オリンピックのボランティアは外国語の通訳や、観客の案内、会場の準備や整備などを手伝う仕事ですよね。

2020東京オリンピックでは、ボランティアの人たちのことを、「フィールドキャスト」という名称で呼びます。フィールドキャストに決まった人たちは、オリンピックの歴史やボランティアとしての心構えやなどを、数か月かけて学ぶ予定でしたが、コロナのためオンライン研修が中心だったようです。

 

さて、急遽オリンピックが延期になり、2021年7月23日～8月4日の期間に変更されたわけですが、オリンピックの延期に伴ってボランティアの再募集はされてのでしょうか？

 

結論を言うと追加募集はされなかったようです。たとえコロナが流行しなくても何らかの原因でボランティアを辞退する人もいることを見込んで、最初の募集人数を多めに決めているみたいですね。

 

2021年4月まで役割別やリーダーシップとしての研修が行われてきていて、5月からはユニフォームなどを渡す期間になっているそうです。もしオリンピックボランティアの再募集がされたら今度こそ応募したいと思っていた人にとっては残念ですが、オリンピックに関わるボランティアは公式ボランティアだけではなく、いくつかの都市では臨時のボランティア募集もあったようです。

思いがけずそんなこともあるようなので、住んでいる市町の公式ホームページは時々チェックしてみるといいかもしれません。

オリンピック ボランティア 辞退の人数は？

オリンピックボランティアの募集8万人に対して応募者は20万人を超えていたそうです。

その後発生したコロナや森前会長の女性蔑視発言などが原因で、オリンピックボランティアを辞退した人は数百人だったとのこと。すぐには辞退をしなかったボランティアの中でも長い間、辞退しようか続けようか態度を決めかねていた人も多かったといいます。

 

その一番の理由は何と言ってもコロナ感染に対する不安。次にオリンピック延長によって研修や本番参加の予定が組めなくなったこと。他にも結局はオリンピックが開催中止になるのではないかという危惧などがありました。

 

最終的にボランティア辞退をした人は全体の1%程度だったそうです。とても少なかったんですね。そのことから考えてもオリンピックボランティアの追加募集は必要なしと判断されたのだと思います。

オリンピック ボランティアの報酬は？

オリンピックボランティアの報酬は0円だそうです！オリンピック会場までの交通費も期間中の宿泊費も食事代も、全て自己負担！

 

自宅からオリンピック会場まで距離が歩いて行けるぐらいの人ならまだしも、遠方でボランティア参加を決意した人達は、交通費や宿泊費や食事代をすべて自費でまかなってまでということなので、やはりそれだけ強い意思があったんですね。

 

ところで、パソナという企業がオリンピックスタッフを報酬を支払うという条件で募集したことで、同じような仕事をするのに報酬の有る無しが発生するのはおかしいという声が上がった時期があったようです。

オリンピック組織委員会の回答によると、企業からの派遣スタッフとボランティアとでは仕事内容に差があるから、という理由だったようですが、納得できないボランティアの人も中にはいたのではないでしょうか。

オリンピックボランティアのユニフォーム

東京オリンピックボランティアユニフォームはとっても爽やかで涼しげなデザインでした。

次のオリンピック開催国ではボランティアユニフォームがどんなデザインになっているかに注目してみても面白いかもしれませんね！

 

 

オリンピックボランティアのログインページ

オリンピックボランティアのためのページもありましたが、もちろん今はすでにログインできず、閉鎖されています。

以前はオリンピックボランティアについての詳細が書かれていて、雰囲気だけでも味わうことができたのですが残念です。また次回の開催を期待しましょう！