保冷剤の中身を工作や消臭・掃除に再利用する方法|捨て方や成分についても
保冷剤ってどこの家庭の冷凍庫の中にもたいてい入っていますよね?
ケーキを買うと保冷剤を付けてくれて、いつか使えるかも?と思っているうちにたくさん溜まってしまった…なんてことも。
溜まり過ぎた保冷剤を捨てる前に、中身を使っていろいろと活用できる方法があるので紹介しますね。
もくじ
保冷剤の成分はほとんど水?
保冷剤の中身はほとんど水です。
高吸水性ポリマーというものにたっぷりの水を吸わせてジェル状にしたものです。
ただ保冷剤の中身も色々あるようで、別の物として再利用する場合は、常温に戻した時に柔らかい状態になるソフトタイプの保冷剤を利用してくださいね。
高吸水性ポリマーというのは表面を顕微鏡で見ると小さな凹凸になっていて、表面積がとても大きいそうです。
なので空気中のにおい成分を吸収するはたらきがあるんですって。
保冷剤の中身を再利用するという意味は、高吸水性ポリマーの
①水をたくさん吸収する
②におい成分を吸着する
という2つのはたらきのどちらかを利用する、ということなんですね。
保冷剤の中身を消臭剤にする
保冷剤の再利用としては消臭剤として使われることが一番多いと思います。
保冷剤の中身を取り出して、別の器に入れて置いておくだけでも消臭剤代わりになります。
靴箱の中やゴミ箱の底に置いておくとイヤな臭いが消えて快適になりますね(^^)
もう少しレベルアップして保冷剤の中身をおしゃれな容器に入れ、ビー玉や貝殻などで飾りつければ玄関先のインテリアにもなりそうです。
アロマオイルを垂らせばトイレの芳香剤にもなりますね!
保冷剤の中身で工作づくり
保冷剤の中身を消臭剤として再利用し、子どもの工作づくりに活用することできます。
身の回りの材料を使って、子どもでも簡単に作ることができ、アイデア次第でバリエーションが限りなくあるので、世界の1つの作品が出来上がると思います!
保冷剤の中身着色してアロマオイル入れて芳香剤を工作に作ったー! pic.twitter.com/3DzB8VyMCO
— なお (@shimeji_nao) August 18, 2018
子供の夏休みの簡単工作。
保冷剤リサイクルの消臭ポット金魚鉢風。
セリアの金魚鉢以外ぜんぶ家にあるもので出来た。 pic.twitter.com/ekoZDKNkT8— ちゃあ。 (@marukaitecha) August 13, 2017
『清水直美さん実践エコ保冷剤消臭』http://t.co/XgrHNv9 子どもの頃やった工作のようですよね♪
絵の具を混ぜる時が一番楽しかったです(*^_^*)
記事にUPしていただき、ありがとうございました★— アロマ&ハーブ教室【あろま道】 天野葉子 (@aromadoJAPAN) July 19, 2011
保冷剤の中身が掃除でも大活躍
保冷剤の中身を使って工作などを作る予定はないけれど、ただ捨ててしまうのはもったいないと感じる場合は、水回りの掃除に使ってそのまま処分するというのもいいですよ。
保冷剤の高吸湿ポリマーの細かな凹凸が水垢の中に入り込んで汚れを吸着し取り除いてくれるんです。
保冷剤の中身を汚れの上に薄くのせて、使い捨て雑巾やキッチンペーパーなどでこすります。
汚れが取れたら保冷剤の中身ごとゴミ箱に捨ててください!
保冷剤の中身を排水溝に流すのはNGです。
排水溝の中で水を吸って膨らみ、詰まってしまうことになりかねないので気をつけてくださいね。
保冷剤の捨て方は?
保冷剤の捨て方は、可燃ごみとして処分してください。
自治体によってはまれに可燃物扱いはダメなところもあるようなので、一応住んでいる地域ではどんなきまりになっているかを確認してくださいね。
もし家庭園芸をしているなら、土の保水剤として保冷剤の中身を置いておくのもおすすめですよ。
ジェルに含まれるたっぷりの水分がゆっくりと土の中に溶けていくので、旅行などで家を空けて2〜3日水やりができない時はとっても助かります。
保冷剤の中身を活用するいろいろな方法を試してみてください!