停電で冷蔵庫の卵は食べられる?牛乳など中身は何時間もつのか|コンセントや氷や発電機などの対策

 

台風などで大雨や洪水などが近年では普通に起きるようになってしまい、いつ停電しても困らないように非常食はストックしておこうと心がけています。もし停電したら冷蔵庫に入っている食材はほとんどがアウトですよね。

そんな話を友人としていたら、卵は常温でも大丈夫、って言うんです。以前停電したとき、私は冷蔵庫の卵は全部捨ててしまったんですけど、本当のところはどうなんでしょうか。

 

停電で冷蔵庫の卵や牛乳は何時間もつ?

停電した時に冷蔵庫の中身がすぐにダメになるわけではありません。停電する直前までは冷蔵庫の中身はガンガンに冷えていたので、冷蔵庫を密閉している状態では冷たい温度を保つことができるんです。

だから停電したときには焦らず、冷蔵庫から食材を取り出す必要がある時以外は扉を開けないことが大切です!

 

ほとんどの家庭では卵を冷蔵庫に入れていると思いますが、実は卵は常温でもかなり長く保存でき、加熱さえすればまず食べても大丈夫なんだそうです。なので停電の時は冷蔵庫の中身は何時間もつのかなあ?と心配になりますが、卵はまず心配ないと思います。

 

牛乳は真空パックでない限りは常温保存はできませんが、停電してからなるべく冷蔵庫の扉を開けないようにして中の冷気を逃さないようにすれば、半日くらいは大丈夫です。

 

卵や牛乳をはじめ他の食材も、停電時でも冷蔵庫の冷気をそのまま保つようにすれば、半日くらいはまず大丈夫と思っていいということですね。

 

 

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停電で冷蔵庫のコンセントはどうする?復旧したとき故障しない?

停電の時に冷蔵庫のコンセントは抜く方がよいのか悩むところですね。停電から電気が復旧したときに家の電化製品に一斉に電気が通ると火災の危険がある、ということがよく言われます。なので家中の電化製品のコンセントを抜いて回ることが必要なのか?というとそうではないようです。

 

停電時にコンセントを抜く方が良いのは、テレビやアイロンや暖房器具など発熱するもの。一方、エアコンや冷蔵庫のコンセントはそのままでもよいのだそうです。

 

普段コンセントを外すことがめったにないような家電のコンセントを抜いても、停電が復旧したときに故障する心配はないのでそれでもよいのですが、一番安心なのはブレーカーを落とすこと。

通電が復旧されたときに家中の家電製品が一度に電源ONになるのは危険なので、まずはブレーカーを落とすということを覚えておくことが大切ですね。

 

 

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停電での冷蔵庫対策〜氷・発電機〜

停電はいつ起こるが分かりません。他の家電は電源が復旧するまでしばらく使えないだけですが、冷蔵庫は停電と同時にだんだん冷蔵庫内の温度が上昇していくという不安が発生します。なので停電に備えて冷蔵庫の対策だけは普段からしておきたいですよね。

 

家にあるクーラーボックスに食材を移すというのはそれほど効果はありません。それよりも冷蔵庫の開閉を極力減らして、そのまま冷蔵庫に保存する方がずっと低温で保たれます。

 

冷蔵庫の方はあまり食材を入れすぎると保冷効果がないのですが、冷凍庫の方はある程度は食材を詰め込む方がよいと言われています。それは凍った食材が互いに冷やし合うので、氷がたくさん入っているように冷却効果が高くなるからです。

冷凍庫はいつもある程度は食材を入れておく方が停電対策になるということですね。

 

冷凍庫の食材の代わりに保冷剤を凍らせておいたり、ペットボトルに水やお茶、ジュースなどを入れておけば氷と同じ役割を果たし停電対策になります。

 

停電した時も冷蔵庫の電源そのものを確保したい場合は、家庭用の発電機を用意すれば安心ですね。停電した時に自動で電気が供給される設定にできるものもあるようです。何も起きていない平常時こそ停電対策をしておくことが大切かもしれません。

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