保育園と幼稚園の違いが 将来を左右する?幼児教育・保育の無償化と料金&教育の目的と内容について

 

子どもが生まれ成長してくると、家庭以外の場所で集団生活を学ぶ時期にさしかかります。その時に親なら一度は考えるのが幼稚園にするか保育園にするか?ということではないでしょうか。

今日は幼稚園と保育園の違いと、どちらを選ぶかで将来に影響があるのかについて書いてみようと思います(^^)

 

 

保育園と幼稚園の料金の違いは?

 

幼稚園と保育園の違いを比べる時、まず最初に気になり、分かりやすいのが料金の違いですね。以前は幼稚園か保育園か、公立か私立か、親の収入が多いか少ないか、で何万円も料金が違っていました。

でも幼保無償化で今ではほとんどの幼稚園や保育園の料金が無料になりました!ただし、いろいろな基準や条件があるので、場合によっては料金が必要になる場合もあります。

全額無料なのかいくらか料金がかかるのかについては市役所や幼稚園に直接問い合わせてみてくださいね。

 

いずれにしても、幼稚園と保育園の料金の違いが以前ほどの差ではなくなったというのが現状のようです。

 

 

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保育園と幼稚園の教育の違いは?

 

幼稚園と保育園ではっきりと違うのはその目的です。

なぜなら管轄しているのが幼稚園は文部科学省で、保育園は厚生労働省だからです。なので従っている法律も幼稚園は学校教育法、保育園は児童福祉法というように別々のものなので、やろうとしていることがそもそも違うんですね。

 

幼稚園は幼児の心身の発達を助長するための教育をする場所、という意味合いが大きくて、保育園は保護者に代わって幼児の心身の健康を守り保育支援をするという意味合いが大きいです。

 

具体的には、幼稚園は3歳から5歳が対象で、基本的に読み書きや運動などの時間があって、給食は任意で、保護者の対象制限はありません。保育園は0歳児から受け入れているところがあり、生活の中での学びが中心で、給食があり、保護者が仕事などで昼間保育できない環境であることが入園の条件となります。

 

 

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保育園と幼稚園の違いが子どもの将来を左右する?

 

幼い頃に幼稚園と保育園のどちらで過ごすかが、子どもの将来に影響を与えるかどうかということは、以前からよく話し合われてきたことです。

 

私の経験から考えると、確かに小学校に入学したての頃は子どもたちの違いが分かりやすかったように思います。その違いをざっくり言うと、幼稚園からきた子どもは集団生活がきちんとできる子が多く、保育園からきた子どもは自己主張できて伸び伸びとした子が多いという感じです。

でも1年生の夏休みが過ぎた頃には、たいていどの子がどちらからきたかが分からない状態になります(笑)

 

私自身の経験からも周りの人たちの意見を聞いても、幼稚園と保育園の違いが子どもの将来を左右すると考える人はほとんどいないように思います。

ただ少なくとも幼い頃の貴重な3年間を通うことになるのですから、しっかりと考えて選びたいですよね。

幼稚園と保育園の意味や目的を知り、候補となっている園の様子をよく調べ、子どもの個性がどちらに合っているのかを考えることが大切ではないかなと思います。

 

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保育園と幼稚園の無償化について

2019年10月からスタートした、保育園や幼稚園の無償化制度。すべての保育園や幼稚園が無償になるのかなとつい思ってしまいますが、実はちょっと複雑な制度になっています。

幼稚園・認可保育所・認定こども園の場合、3~5才児が無償となります。0~2才児は条件を満たした家庭のみ無償です。

認可外保育施設や幼稚園の預かり保育は、一定の金額までは無償ですが、そうなるためには、仕事内容の条件をクリアして、市町村から認定を受ける必要があります。

つまり、利用する施設や子どもの年齢や収入によって、無償の内容がちがってくるんです。

また、無償になったとしても保育園や幼稚園までの送迎代や食費、行事にかかる費用は無償にはならないことがほとんどです。

保育園・幼稚園の無償制度を利用したいと思う場合は、市町村で詳しい内容を聞いてから申請することが大事です。

 

 

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