世界遺産検定1級の難易度は?申込や費用の選択は2つ!必要なのはテキスト?過去問?意外なメリットとは

世界遺産検定とは?

まず世界遺産検定について簡単にまとめておくと、世界中の人々の宝ともいえる世界遺産についての知識を身につけ、これからの社会に役立つような人材を育てるためにもうけられた検定です。


2006年に始まり、すでに20万人以上の人が合格し、認定されています。受検者は小学生から90代まで幅広く、興味とやる気のある人なら誰でも受検できます。

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世界遺産検定1級の難易度は?2級や3級は?

世界遺産検定にはレベルがあります。

1級の難易度はどれくらいかというと、観光の仕事でプロとして働くことができるレベルです。全世界すべての世界遺産が出題範囲になるので、覚える数や範囲も多く、とても難しいです。合格率は約2割となっています。(※合格率は年によってちがいますので詳細は公式ページを確認してくださいね)


2級は観光業界の会社では取得を薦められているようなところもあり、社会人やこれから就職する学生などが初めて受けるのにもよいかもしれません。世界遺産の基本的な知識が身につけられます。日本の遺産と世界の有名な遺産が出題対象になります。合格率は約4割となっています。

 

3級は、2級よりも日本の遺産の割合が高くなり、それ以外に世界の有名な遺産が出題対象になります。合格率は約7割となっています。

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世界遺産検定合格にはテキストと過去問は必須!

世界遺産検定に合格するためには、テキストや過去問を徹底的に勉強することが大切です。

テキストは中古で安く買うことができることもあるかもしれませんが、できれば最新版を買う方がいいです。過去問も解いておくとこれまでの実際の試験内容を知ることができるし、自分の苦手なジャンルが見えてきたりもします。

世界遺産検定合格に向けてまずは取り組むこととして、さっそくテキスト+過去問から始めましょう!

 

世界遺産検定の申込方法や日程・費用は?

世界遺産検定の申込方法は2通りあって、公開会場で筆記試験で受けるか、テストセンターでコンピュータを使って受けるかによってちがってきます。

①公開会場試験
決められた試験日に指定された会場で試験を受けます。インターネットで申し込みができます。2級-3級、3級-4級の組み合わせなら併願受験もできます。

②CBT試験
コンピュータを使って受検できます。試験期間であれば、都合のよい時間に全国のテストセンターで試験が受けられます。インターネットで申し込みができます。


世界遺産検定は、年に数回行われます。年によって受検日や申込期間がかわるので、詳細は公式HPで確認してくださいね。

費用は1級が10,900~11,800円、2級が6,500~7,300円、3級が5,400~6,200円です。公開会場試験かCBT試験かで費用がちがっていて、公開会場試験の方が安いです。

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世界遺産検定のメリットは?

世界遺産に純粋に興味があって好きだから受検するという人も多いでしょう。世界遺産検定に合格するメリットとして言えることは、まず社会人としての基本的な知識として役立つということです。

そして、なんといっても旅行・観光業界で仕事をする人にとっては必須といってもよいくらいの資格ともいえます。たとえ旅行・観光とはちがう仕事であっても就職の際に履歴書に記入することで、グローバルな視点をもつ人材として強力なアピールとなるはずです。

ほかにも、世界遺産検定の認定証を見せると、施設によっては観光料金の割引があったり、記念品がもらえたりするケースもあります。世界遺産検定の認定書をもつメリットはいろいろなところで感じられるので、興味のある人はぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

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