ウスターソースの開封後の保存や原材料|代用できるものや中濃ソースとのちがいとは
もくじ
ウスターソースの開封後の賞味期限や保存方法は?
ウスターソースの開封後は賞味期限はどれくらいかとか、どうやって保存したらよいかについて、きちんと知っておくことが大切です。
ウスターソースは開封後であっても1~2年間は保存することができますが、どうしても時間が経つにつれて賞味期限よりも早く風味が悪くなることがあるので、できるだけ早く使うようにしましょう。
開封後 のウスターソースを長持ちさせるためには直射日光が当たるとか、高温な場所を避けて、冷暗所に置いておくとよいですよ。冷蔵庫に保存しておけばさらに安心です。
中に空気が入ると痛みやすくなるので、キャップはしっかりと閉めてくださいね。
しばらく経ったウスターソースの場合は、取り出して使う前に、 外から見た様子や、匂いや、味を毎回確かめる方がいいです。賞味期限までまだあるし…と思っても、違和感を感じたら新しく買い直す方が安全です。
ウスターソースの原材料と作り方
ウスターソースはよく味わってみると少しピリッとした感じも味わえる風味豊かな調味料です。
原材料にはとても多くの食材や調味料が使われています。玉ねぎ・トマト・人参・リンゴなどの野菜や果物、グローブやこしょうやローリエなどの香辛料、酢や醤油やはちみつなどの調味料…メーカーや作る人によって使う原材料はさまざまです。
作り方は、これらの食材を混ぜ合わせ、加熱し、冷まして数日間ゆっくりとねかせて熟成を促し、最後に余分なものをろ過して出来上がります。少し手間はかかりますが、個人でもウスターソースを作ることは可能なので、興味のある方はレシピ検索して手作りウスターソースにチャレンジしてみてくださいね。
ウスターソースの代用って作れる?
ウスターソースがない場合の代用品として、しょうゆをベースにして家にあるものを少しずつ加えて代用とすることもできます。
例えばしょうゆに砂糖や酢やにんにく、こしょうなど、家にあるものを少しずつ加えてみましょう。もし、バルサミコ酢や 魚醤などがあれば、家庭ではなかなか作り出せない複雑な味わいも足すことができます。
ウスターソースは上で紹介したようにとても様々な原料を使って作られていますので、家にある他のものを少しずつ加えると、ウスターソースに近いような味わい深い深みのある味に変化します。
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ウスターソースと中濃ソースの違いって?
ウスターソースと中濃ソースの違いは、その濃さにあります。
ウスターソースも中濃ソースも使われている原材料は同じようなもので、どちらも風味豊かなソースですが、地域的に見ると、東日本では中濃ソースを、西日本ではウスターソースをよく使うようです。
食品スーパーへ行くと、ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースの順番に並べられていることがよくあります。この中で一番さらっとした舌触りなのがウスターソース、一番こってりしているのがとんかつソースで、中濃ソースはその中間という感じです。
中濃ソースはウスターソース に比べて、野菜や果物の繊維質が多く含まれていて、全体的に甘みが強く、まろやかな感じがします。
料理の種類やその人の好みによって使い分ける場合が多く、サラッとしたソースをかけたい時はウスターソース、それよりややトロッとした触感でソースの存在感を出したい場合は中濃ソース、というように考えると違いが分かりやすいかもしれません。
ウスターソースのアレンジ料理
ウスターソースのアレンジ料理をいくつか覚えておくと、余りがちなソースを使い切るのに役立ちます。
ウスターソースを料理に少しかけるだけではなかなか使い切れない!そんな場合は ウスターソースが主役ぐらいの料理を作れば一気に問題解決です。
鉄板なのがソース焼きそば。それにソースたっぷりカツ丼。あとポークケチャップソース炒めではケチャップに負けないくらいソースをたっぷり混ぜて肉を炒めればご飯が何杯もすすみます。キーマカレーやタコライスにもウスターソースは欠かせませんね。変わったところでは、ソース味玉。しょうゆ味はよくありますが、香辛料の効いたウスターソース味の味玉もとても美味しいです。
日本の食卓では、塩味やしょうゆ味がよく使われがちですが、ウスターソースの深い味わいを生かしたアレンジ料理もたくさん作ってみてはいかがでしょうか。