お盆の迎え火をまたぐってどういうこと?やり方や時間・マンションと送り火

 

8月のお盆には迎え火をたくという話はよく聞きますが、「迎え火の上をまたぐ」風習があるということはご存知ですか?

時代の流れとともにもうそのようなことはやっていない地域も多くなりましたが、場所によっては今も引き継がれているようです。

そもそも迎え火って何?それをまたぐってどういうこと?について簡単にまとめてみました。

お盆の迎え火をまたぐって?

日本全国でお盆の習わしはさまざまな形で残っていますが、たいていお盆の風習といえば迎え火や送り火を思い浮かべますよね?

迎え火というのは、亡くなったその家のご先祖様があの世からお盆の時期にこの世に戻ってくる、と信じられていることから、ご先祖様が道に迷わないように家の玄関に火をたくことを言います。それに加えて、家族の無病息災を願って、この迎え火をまたぐという風習も存在するんです。

え?ご先祖様をお迎えする迎え火をまたぐなんて失礼じゃないの?という気もしますが、家の方から外側の方向へ3回、迎え火をまたぐことで健康や家内安全のご利益を得る、と言い伝えられているんです。

 

 

広告

お盆の迎え火のやり方や時間は?

お盆の迎え火のやり方は、まずお盆の入り(スタート)の8月13日にお仏壇にお供え物をし、午前中にお墓参りを済ませます。お墓参りの時にまずはお墓で迎え火をたきます。

このとき麻の茎の皮をはいだオガラというものに火をつけるのですが、オガラは自然にはなかなか手に入らないので、お盆の時期になったら店で買ってきましょう!仏壇店やホームセンターに行けば売られていますよ(^^)

それを種火として(昔なら提灯などに入れて)家まで持ち帰り、今度は玄関前で迎え火をします。ご先祖様に「あなたの帰る家はここですよ~」とお知らせするためです!

お墓から迎え火の種火をもってくるなんて、お墓が家のすぐそばにあった時代ならできたでしょうが、今では遠方にお墓がある家も多いのでそこまでするのは難しそうですね。

迎え火を行う時間は日が翳り始めてから日没になるくらいまでにすませましょう。

広告

お盆の迎え火はいつやるの?

お盆の迎え火をいつ行うかというと、8月13日です!毎年迎え火は8月13日にやるものだと思っておいて間違いないです。

地域で行われる盆踊りもだいたいそのあたりにあるのではないでしょうか?遠くで暮らしている家族が迎え火をする8月13日までに帰省することも多いので、ご先祖様を含め、家族が一同にそろう楽しみな時期でもありますね。

お盆の迎え火はマンションでは無理?

お盆の迎え火をマンション暮らしでもぜひやりたい!と思うなら、盆提灯を使うといいですよ。さすがにマンションなどの集合住宅では火をたくことは危険でできませんが、電気で明かりのつく盆提灯なら安心です。

お盆の迎え火の代わりにマンションの玄関口で盆提灯に明かりをつけてご先祖様をお迎えし、家に招き入れたら明かりを消します。これで迎え火と同じ意味になります。

送り火についても同様で、玄関先で盆提灯に明かりをつけてご先祖様をお送りしたら明かりを消します。

 

ご先祖様を想う気持ちさえあれば、昔と形は変わっても何も問題ないとのこと。ぜひマンションでもお盆の迎え火をしてあげてくださいね。

 

お盆の送り火もまたぐといい?

8月16日(または15日)には送り火をたきます。送り火とはお盆中に家に帰ってきていたご先祖様をまたあの世に無事に送り出すためのもの。この家からちゃんとあの世まで道に迷うことなく戻って行ってくださいね、という目印になるあかりのことです。

送り火も迎え火と同じように3回またぐと家族の無病息災によいと言われています。迎え火と送り火の両方またぐ必要があるというわけではなく、迎え火だけでいい、いや送り火で、そもそもまたぐ習慣はない、など地域や家によってさまざまなので、その土地や代々伝わる家の風習にならうのが一番良いですね。

 

現代ではお盆の行事をきちんと行う家は少なくなりましたが、迎え火や送り火の風習には亡くなった人を偲び、感謝の心をもって家の無病息災を願う気持ちが込められているもの。大切にしたい行事ですね。

参考になったらシェアしてくださいね!